絵を描くことは、大切な子供の自己表現グラウンド!

好奇心、想像力はお絵かきで広がる

ピカソは、いつも子供のように絵を描きたいと思っていたそうです。

ピカソが子供の描く絵を目指していたとすれば、心の赴くままにかかれる子供の絵こそ、あるいはピカソ以上の価値があるのかもしれません。

子供時代に描かれる絵はかけがえのないものです。

なぜなら人生のなかで子供時代というのはとても短く限られた期間で、大人はしゃべったり、文章を書いたり、その他様々なやり方で自分を表現することができますが、子供はそうではないからです。

そして子供時代とは、年を経るごとに失われていく何事にもとらわれない心で、のびのびと思うままに絵を描くことのできる唯一の時期です。

 

子供が絵を描くことはとても大切な、

数少ない子供の自己表現グラウンドなのです。

 

しかし、子供たちが自由にのびのびと絵が描けるチャンスは今とても少ないという気がします。

私は自宅で7年前から近所のお子さんに、そんな絵が描ける場を提供してきました。

当初は手探りで始めた教室でしたが、子供たちと接するうちにこのお絵かき教室という場が、こども自身で考え発想する力を育てる場になれば、という願いを持つようになりました。

ですがどのようにしてそのような力を育てることができるのでしょう。

ピカソがうらやましがった、心の赴くままに絵がかけるはずの子供たちは、実際のところ

「なんでもいいから描きましょう。」

と言ってもほとんどの子が戸惑ってしまうのが実情です。

まず子供に絵を描かせるには、少し立ち止まらせ、いろんな事象に心をはせさせたり、身の回りのささいな事へ少し目を向けさせたりしてきっかけを与えることがとても大切だと感じています。

それにはひとつのテーマを与え、子供の意識の焦点をしぼり、

集中させることが肝要です。

いろんなテーマで多方向からのアプローチをしていくうちに、事象、物事への好奇心が沸き、想像力が少しずつ膨らんできます。

そして子どもの頭の中にいろんなアイデアが出始めたら、しめたものです。

ここにきて多くの子は突き動かされるかのように絵をかき始めます。

教室としてはこのような姿にこども達がいつもなってくれることを目指しています。

子供の好奇心を刺激すること、想像力を広げることそれがお絵描き教室の一番の役割だと考えます。

絵のかき方や方法は後から付いてくるものです。

作品を生み出すまでの過程は作品そのものと同じくらい大切です。

その時々の季節に触れ、草花や生き物、身の回りのささやかなことがらや物に目を向け、家族や友達、周りの人々のことを思い、未来を見つめ、想像力を深めます。

そんな中で子供たちは、自分で考え発想する力を養っていってくれるのではないでしょうか。

絵を描くことはいろんな捉え方が出来ますが、ここでは学校の教科のひとつでなく難しい芸術でもない、自分が表現できる最も自然で身近なものとしてとらえていきたいと思っています。

お絵かき教室主宰

 

 


 

 

Mayumi Shii Copyright(C)2004-2008